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輸入住宅の注文住宅を建てると決めた場合、注文から引き渡しまでどのような流れで進んでいくのでしょうか。こちらでは、具体的な施工の流れについて解説していきます。
輸入住宅の相談から引き渡しまでの大まかな流れは下記のようになります。
理想の注文住宅を建てるための流れを、さらに詳しく紹介していきます。
注文住宅を建てる計画を決めたら、気になるハウスメーカーのカタログを依頼する・展示会へ見学に行くなどしてターゲットを絞っていきます。
依頼するハウスメーカーを決定する際に、予算を決めなくてはなりません。自分たちで用意できる資金を算出したうえで、インターネットの住宅ローンシミュレーションを利用すると、無理なく返せる月々の金額とおおよその総予算がわかります。より明確に知りたい場合は、金融機関へ住宅ローンの相談を行うとよいでしょう。
土地がない場合は、注文住宅建築費用だけでなく土地を計算に入れて予算を組まなくてはなりません。
敷地調査とは、その土地に対して建てられる建物の面積・高さ制限・斜線制限などの法規制を調査することです。さらに、建てる予定の構造物の重さに耐えられる強度があるかどうか、地盤調査を行います。
地盤調査は、契約するハウスメーカーや工務店によって別料金が発生するケースもあるため、事前に確認するようにしましょう。
敷地調査の結果をもとに、営業担当や設計士と住宅設計の打ち合わせを行います。
打ち合わせを円滑に進めるためには、事前にある程度の要望をまとめて、ハウスメーカー側に伝えておくことが大事。外観デザイン・間取り・生活導線・家事導線の希望を伝えたうえで、理想とする住まいのイメージ画像やデザインなどを集めておくと、設計士に要望が伝わりやすくなります。
設計プランと共に見積もり価格が提示されるので、納得できるプランと金額になるまで打ち合わせを重ねます。
設計プランと金額に納得したら、いよいよ契約です。契約書に記載されている工事請負契約書の各事項を確認し、署名・捺印します。工事請負契約書には専門用語や法律用語が記載されているため、事前に書類へ目を通しておくのがベター。疑問点や明確にしておきたいポイントについては、契約日までに質問・解消しておきましょう。
建築費の1~2割の内金を支払って契約完了です。
契約内容に基づき、建物の仕様・設備・電気配線・給排水の位置といった細かいポイントを決めていきます。建ぺい率・容積率・高さ制限や、壁の位置・枚数(間取り)、窓の位置・大きさなどは、このあとの建築確認申請に影響するため、明確に決めておく必要があります。
法規制に則った設計図面をもとに、必要書類を作成して役所に申請します。この申請が受理されて、ようやく建物を建てられるようになります。もし申請が通った後で間取りに変更が生じた場合は、申請し直さなくてはなりません。
詳細が決定した後はインテリアを決める必要があるため、インテリアコーディネーターと打ち合わせを行います。法律により制限のある建材に関しては建築確認申請の際に決まっているものの、それ以外のインテリアについては材質・色・照明器具・アクセサリー類などの商品番号を選定するまで話し合いを進めます。
事前の地盤調査で地盤が軟弱であると判明した場合は、着工前に地盤改良工事を行います。地盤改良工事は、地盤の強度によって工事の規模が異なり、コスト面と工事期間も変わってきます。
依頼した工務店やハウスメーカーは、必要な部材を発注します。必要なタイミングまでに部材が納入されるようにコントロールする必要があるため、建材・設備・部材の品番まで、詳細を予め決めおかなくてはなりません。
輸入住宅の場合は、海外から取り寄せる部材も多く、出荷後の変更が難しいため、納期やメンテナンスのことも考えながら決定するようにしましょう。
建築確認申請が受理されたら、いよいよ着工です。地鎮祭を希望する場合は、早めに手配しましょう。工務店・ハウスメーカーなどの依頼先が手配してくれるケースもあります。また着工前には、工務店の責任者と一緒に近隣挨拶を済ませておきましょう。
工事の際は、途中で施主と各種工事の責任者が集まり、図面と照らし合わせながら工事の進み具合を確認する場合も。立ち合いが必要かどうか、事前にスケジュールを確認しておくと良いかもしれません。
工事完了後は、引き渡しを受ける前に竣工検査(立ち会い)が実施されます。建物や設備に不具合がないか、工務店と工事責任者の立ち会いのもとにチェックします。
竣工検査が終われば、引き渡しです!建築費の残金を支払い、新居の鍵や設備機器の保証書、取扱説明書などの書類を受け取り、説明を受けます。
その後はいつでも引っ越せるため、効率よく引っ越せるように計画しておきましょう。必要な家具・家電の搬入やエアコン工事などは事前に手配しておくと、引越し後にすぐに使えます。
※参照元:輸入住宅の建て方を知る|SUUMO注文住宅(https://suumo.jp/tokushu/yunyu/chumon/article/plan/)
住宅を建てる場合は、建物の大きさにもよりますが、着工後3カ月~4カ月程度で完成します。
ただし、準備期間にどれだけ時間を掛けるかで総合的な期間の長さは異なります。理想の住宅を建てるためには、まずハウスメーカー・工務店を決める段階からスタートします。その後も納得できる間取りや詳細を決めるまで打ち合わせが続き、施主によっては打ち合わせ回数が20回以上に及ぶこともあります。
そのため輸入住宅の注文住宅を建てるには、打ち合わせから8カ月~1年ほど見積もっておく必要があるでしょう。
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【選定条件】
2023年7月21日時点で、建築業許可(業種:建築一式工事)を取得している企業のうち、茨城県つくば市・つくばみらい市にある輸入住宅を取り扱っている3社を調査。
*UA値とは、家全体の熱の出入りのしやすさを表しています。数値が小さいほど熱の出入りが少なく、断熱性能が高いということになります。
*C値とは、建物の床面積1㎡あたりの隙間面積を表す値で、小さいほど気密性が高い家になります。