公開日: |更新日:
お城のように美しいデザインの施工事例を紹介していきます。お城のような家といっても、英国様式と南欧様式ではスタイルが異なります。こだわりたい要素を絞りながら、自分の想いを反映した家づくりを目指しましょう。
ルイ16世の王妃、マリー・アントワネット時代のフランス宮廷のサロンカルチャーをイメージしてリノベーションされたインテリアです。ロビンスブルー(こまどりの卵色)を中心に、壁のブルーとワンポイントオーナメント、モールディングの白のコントラストが華麗な雰囲気を演出しています。
他にもグレーと白の石材のフロアや、シャンデリアのエレガントさを引き立てるヨーロピアンスタイルの天井パネル、曲線美が美しい猫脚家具など、優雅で可愛らしい内装が魅力です。
サンドベージュがかったホワイトレンガを使用。シヨーロッパのシャトーを一回り小さくしたようなルエットが、上品で可憐な邸宅です。多角形の塔屋や窓の配置や比率などが、お城を想起させるデザインに仕上がっています。
内装についても壁や天井・床・家具やクロスに至るまで、ホワイトで統一しているのが特徴的。階段に黒のアイアンを配置したり、ペールカラーの差し色をアクセントに入れているところもポイントです。
三角の尖がり屋根やドーマー窓、石張り風の外壁などが、堅牢なお城のような印象を受けるデザイン。1階に配置されている多角形の塔屋のように張りだした小部屋や、アーチ状の掃き出し窓がクラシカルな魅力を演出しています。
リビングの内装には、鮮やかなレッドを採用した折り上げ天井にシャンデリアをあしらっています。ビンテージ感のある無垢材のフローリングと薪ストーブの組み合わせも特徴的です。
まさに多くの人がイメージする「ヨーロッパのお城そのもの!」という上品で華麗なシルエットの邸宅。青空に映えるきれいな白い塔や外壁が美しいです。半円のペディメントやバルコニーのローマン型手すり、アーチ状の窓といったディテールの曲線美がフェミニンな雰囲気を醸し出しています。
内装も外観と同様に白を基調に仕上げていますが、玄関ホールから続く階段の手すりだけはアクセントにブラックアイアンを使用。柔らかい曲線の家具を配置して、全体的に優しい雰囲気を演出しています。
オレンジ色の洋風瓦や妻飾りをあしらい、北欧テイストに仕上げた外観が特徴。同じミルクホワイトでも2種類の外壁材を採用して見た目に変化を持たせています。
1階LDKの内観は白 × 木材、アンティーク照明などを使ったカントリーテイスト。2階にパウダールームを配置したため、画像の1階のトイレ空間は広く使いやすくしています。ペデスタル型の洗面台やミラーデザイン、ブルー系のクロスは可愛いらしく、どこかノスタルジックな気分にもさせてくれます。
イギリスのアン女王の時代に流行したクイーン・アン様式を踏襲しつつ、北米に渡り発展した後のカジュアルなデザインを取り入れています。装飾が施されている3本の柱で屋根を支えているようなデザインが特徴的です。モスグレイのサンディングと白の柱のコントラストが、遠目からも目を惹きます。
アンティーク感のある家具や鮮やかなクロスなど、ゴージャスさと親しみやすさが調和したデザインに仕上がっています。
こちらもイタリアネイトな外観の住まいです。中央の多角形に突き出た玄関の風除け兼、ベランダのデザインが特徴的。オレンジの塗り壁とレンガを採用した南仏プロバンス風デザインの外門やフェンスもオシャレ度をアップさせています。
内観リビングについてはホワイトを基調に、曲線美の優雅な暖色系のロココ調家具を配置してフェミニンで可憐な雰囲気を演出しています。クラシカルなスタイルはそのままですが、間取りごとに差し色を変えてテイストに変化を持たせており、こだわり抜かれたデザインとなっています。
勾配のある三角屋根にアーチ状の窓、そして2階のベランダを支えるアーチなどイタリアの芸術的な邸宅を感じさせる住まいです。玄関前には噴水を設置するなど、エクステリアと一体感を持たせています。
吹き抜けのある玄関ホールに入ってすぐに目に入るサーキュラー階段は圧巻。広いスペースを確保する必要のあるサーキュラー階段を設置し、その優雅な曲線が描く先には回廊があるのも一般住宅では珍しいです。
西洋の神殿イメージをデザインに取り入んだという邸宅。堂々とした風格があり、門や塀に設置された照明が住まいのシルエットを際立たせています。
内観は床・壁・天井をほぼ白で統一。冷たい雰囲気にならないよう、ダイニングテーブルやソファ、照明器具などに可愛らしいテイストを盛り込んで、可憐でエレガントな空間を演出しています。リビングに設置した階段の手すりも優雅です。
「お城のような住宅」を建てる前に、一度自分がこだわりたい部分や取り入れたいデザインを整理してみましょう。格式高いデザインを目指すためには、盛り込むだけでなくデザインを引き立たせるための “引き算” も重要なポイント。長く愛せる家づくりのためには、予算や敷地の広さを鑑みつつ、自分の中で優先度をつけることが大切です。
素材は古くから使われてきた石材やレンガ、タイル、無垢材、アイアンなどを中心に構成すると、クラシカルな雰囲気を再現できます。また使用する家具や建材についても、アンティーク風のデザインのものを配置するのがおすすめです。
お城のような家にするならシンプルなスタイルをベースにして、取り入れたい好みの要素を加えていくのがおすすめ。装飾の多いデザインやインパクトの強いデザインは、長く住めば飽きてくる可能性があります。長く住み続ける家を作りたいのであれば、すっきりした外観に「好き」な要素を加えていきましょう。
建物だけお城のようにしても、統一感がなくて浮いてしまいます。エクステリアも含めてデザインすると、より重厚感ある雰囲気に仕上がります。格調高く見せられる門構えやアプローチ・テラス・植栽・花壇などのトータルコーディネートが大切です。
ヨーロッパのお城のようにするには、間取りや照明器具にもこだわりましょう。玄関ホールやリビングなどの照明にゴージャスなシャンデリアを設置したり、アンティークな間接照明を取り入れるとおしゃれ度がアップします。また、間取りの余裕があるならサーキュラー階段を設置したり、ステンドグラスなども設置するとより優雅に見えるでしょう。
塔屋とは、円錐や多角形の塔のような部分を設置した住まいのことです。ドーマー窓は、屋根の部分を切り取り設置した窓を指します。塔屋やとんがり屋根、ドーマー窓の要素を取り入れると、ワンランク上の邸宅に見せてくれるでしょう。
デザインだけでなく
住宅性能にもこだわりたいなら
外装だけでなく
インテリアにもこだわりたいなら
クラシカルな住宅デザインに
こだわりたいなら
【選定条件】
2023年7月21日時点で、建築業許可(業種:建築一式工事)を取得している企業のうち、茨城県つくば市・つくばみらい市にある輸入住宅を取り扱っている3社を調査。
*UA値とは、家全体の熱の出入りのしやすさを表しています。数値が小さいほど熱の出入りが少なく、断熱性能が高いということになります。
*C値とは、建物の床面積1㎡あたりの隙間面積を表す値で、小さいほど気密性が高い家になります。