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輸入住宅はそのデザイン性の高さだけでなく、性能面にも特徴があります。輸入住宅にはさまざまな工法が使われているのはご存知ですか。輸入住宅で使われている工法について詳しくお届けしていきますので、輸入住宅づくりを考えているかたはぜひチェックしてみましょう。
住宅づくりに用いる木材を2インチ×4インチにすることからツーバイフォー工法と言います。2×4工法と似た工法に2×6工法というものもあり、使用する木材の寸法によって工法名が異なります。
日本の伝統的な住宅が柱や梁を使った木造軸組工法で住宅を線で支えますが、2×4工法は壁や床、天井の面で住宅を支えるという特徴があります。2×4工法はアメリカで生まれた工法で、北米スタイルの輸入住宅ではよく使われています。
北欧で生まれた工法。パネル同士を隙間なく接するため、断熱性や気密性の高い住まいを目指せます。あらかじめ壁や床、天井などをパネルで作っておいたものを組み合わせて箱状の空間にしていきます。揺れにも強いつくりとなっている点も特徴の1つ。
北米や北欧の輸入住宅においても広く採用されている工法です。また、間取りを設計するうえでの自由度が高いため、ライフスタイルや好みを取り入れられるのが魅力でしょう。
丸太や角材を積み重ねて壁をつくっていく工法で、ログハウスと呼ばれることが多いです。皮を取り除いた丸太を採用しているので吸湿性に優れているのがメリット。吸湿する作用があるということは住まうに歪みが生じる可能性もあるため、メンテナンスが欠かせません。自然素材を豊富に用いているので、温もりを感じられたり、木の香りでリラックスできたりする作用もあります。
ヨーロッパで生まれた工法で、ドイツのティンバーやスイスのアルペンなどで現在も見ることが可能。角材同士を用いていき建物のフレームをつくり、レンガや石材などで柱の間を埋めて壁を造りあげていく工法です。外部からも見ても、柱と梁の美しさが際立ちます。
この工法は耐震性に優れていたり、空間設計に自由が効いたりすり点も魅力の1つ。素材のもつ質感や香りを楽しめるのも特徴です。
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【選定条件】
2023年7月21日時点で、建築業許可(業種:建築一式工事)を取得している企業のうち、茨城県つくば市・つくばみらい市にある輸入住宅を取り扱っている3社を調査。
*UA値とは、家全体の熱の出入りのしやすさを表しています。数値が小さいほど熱の出入りが少なく、断熱性能が高いということになります。
*C値とは、建物の床面積1㎡あたりの隙間面積を表す値で、小さいほど気密性が高い家になります。