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つくば市は北に筑波山を置き、首都圏のアクセスにも優れた自然と都市機能が調和している街です。
では、そんなつくば市の治安は、現在どのようになっているのでしょうか。そこには、ある特徴が見えてきました。
茨城県警察の「市町村別認知件数・犯罪率」データを見ると、つくば市の住居侵入窃盗数は2022年4月末で29件と、茨城県全体の14位というランク。
これに対し、乗り物での窃盗はと言うと茨城県44市町村中、犯罪率順位が1位となっているのです。その件数は113件と桁違いの数値。つくば市は乗り物の盗難が多いことから、利用する機会の多い人は防犯対策が必須です。
参照元:茨城県警察(PDF)
https://www.pref.ibaraki.jp/kenkei/a01_safety/statistics/documents/jidousyajyuusinn.pdf
乗り物の盗難対策として有効なのが、まず自動車にGPS発信機を取り付けることです。発信機はスマホのアプリと連動しており、現在位置を特定することができます。これは「GPSトラッカー」と言うもので、万一、自動車が盗まれた場合でも取り返せる可能性が高くなります。
ハンドルロックは、長い棒の形状をした大型のロック装置です。ハンドルに装着し操作できなくするもので、自動車が勝手に移動されるのを防ぎます。自動車にはもともとロック機能が備わっていることが多いのですが、エンジンをかければ解除される仕組みになっており、あまり防犯には役立ちません。防犯対策をほどこしたい場合には、ハンドルロックを取り付けましょう。
タイヤロックには色々な形状のものがありますが、いずれもタイヤに直接大型のロック装置を取り付けて使います。タイヤが回転できないようにし、自動車が勝手に移動されるのを防ぎます。
自動車タイヤの回転を止めるほど頑丈にできており、その分、大きく重く作られています。装着や持ち運びがしにくいですが、長期間にわたって車を使わないときなど特に重宝します。
セキュリティアラームは車の周辺に異変が起こった場合にアラームなど警報が鳴るセキュリティグッズです。自動車の中にはセキュリティアラームが標準仕様になっているものもあります。
防犯対策としては有効ですが、ときとして誤作動を起こす場合も。あとから取り付ける際には専門業者などのプロに任せるのがおすすめです。
従来の自動車ドアの鍵は、住宅ドアの鍵と同様に、鍵穴に直に鍵を差して開けていました。しかし、それでは防犯的に脆弱であることから、現在ではイモビライザー(イモビライザーキー)が広く用いられています。
イモビライザーには「イモビチップ」と言う小型ICチップが収納されており、チップと自動車に登録されたIDコードが一致した場合のみエンジンがかかります。
ただし、広く用いられるようになった分、解除方法も知られるようになったため、車にもともと装備されている内蔵型のイモビライザーより、後付けしたほうが防犯性は高まると言われています。
自動車を始め、窃盗・盗難の多くは人目にふれにくい夜間に行われています。そこで、車の盗難を防ぐ場合にも、駐車場やガレージの近くに人感センサー付きのライトを設置することで、窃盗や盗難の被害を抑える効果が期待できます。
現在、多くの自動車でスマートキーが採用されています。スマートキーは鍵穴を使わずにボタンひとつでエンジンを始動できるキーです。多くの場合でイモビライザーとセットになっています。
そして、このスマートキーの仕組みを悪用した窃盗方法が、近年問題となっている「リレーアタック」です。
スマートキーは常時、自動車に近づかないと反応しない程度の微弱な電波を発しています。リレーアタックは、この微弱な電波を機器を使って増幅させ、中継(リレー)させることでドアロックを解除してしまいます。
リレーアタックを防ぐには、玄関など外に近い場所にスマートキーを置かないこと、鍵を電波を遮断できるケースに入れるといった防犯対策が必要になります。
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【選定条件】
2023年7月21日時点で、建築業許可(業種:建築一式工事)を取得している企業のうち、茨城県つくば市・つくばみらい市にある輸入住宅を取り扱っている3社を調査。
*UA値とは、家全体の熱の出入りのしやすさを表しています。数値が小さいほど熱の出入りが少なく、断熱性能が高いということになります。
*C値とは、建物の床面積1㎡あたりの隙間面積を表す値で、小さいほど気密性が高い家になります。